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トラブルシューティング

PDIndexer を使用していて問題が発生した場合は、まず以下の項目を確認してください。多くの問題は、ランタイムのインストールや設定の見直しで解決します。

アプリケーションが起動しない

PDIndexer は .NET Desktop Runtime 10.0 を必要とします。ランタイムがインストールされていないと、起動時にエラーが表示されたり、何も起こらずに終了したりします。

対処

ランタイムとインストール の手順に従って、最新の .NET Desktop Runtime 10.0(x64)をインストールしてください。インストール後に PDIndexer を再起動します。

表示言語が切り替わらない

メニューの オプション言語 から English (need restart) / Japanese (need restart) を選択して UI 言語を変更できます。ただし、言語の変更は 再起動後 に反映されます。

Note

言語を選択しても表示がすぐに変わらないのは正常な動作です。PDIndexer をいったん終了し、もう一度起動してください。

設定が壊れた・初期状態に戻したい

ウィンドウ位置・色設定・各種オプションなどはレジストリに保存されます。設定が壊れて挙動がおかしくなった場合は、レジストリを消去して初期状態に戻せます。

  1. メニューの オプションレジストリを消去 (チェックして再起動) にチェックを入れます。
  2. PDIndexer を終了します。終了時に保存設定がすべて消去されます。
  3. もう一度 PDIndexer を起動すると、初期(既定)状態で立ち上がります。

Warning

この操作はウィンドウ配置やオプションなど、保存されているすべての設定を消去します。再起動して初期化されるまでは元に戻せません。

IPAnalyzer / CSManager からの取り込みができない

IPAnalyzerCSManager などの姉妹アプリでコピーしたプロファイルや結晶は、クリップボード経由で PDIndexer に自動取り込みできます。取り込まれない場合は、クリップボード監視が無効になっている可能性があります。

  • メニューの オプションクリップボードを監視 にチェックが入っているか確認してください。
  • これを有効にすると、他アプリからコピーされたプロファイル/結晶が自動で読み込まれます。

Tip

特定フォルダに新しく作成された .pdi ファイルを自動で読み込みたい場合は、オプションファイルを監視 を利用してください。

強度比(回折強度)が計算されない

回折線の理論強度を計算するには、結晶構造に 原子位置(原子座標) が入力されている必要があります。原子位置が未入力の場合、ピーク位置(\(d\) 値)は計算できても、強度比は算出されません。

対処

回折線/結晶情報 で、各原子の元素・座標・占有率を入力してください。原子位置を入力すると、構造因子から強度比が計算されます。

フィッティングで格子定数が NA(算出不能)になる

ピークフィッティングで格子定数を精密化する際、独立な反射が不足していると格子定数を一意に決められず、結果が NA(算出不能)になることがあります。

  • 結晶系に応じて、決定すべき独立な格子定数の数だけ十分な反射を割り当てる必要があります(例:立方晶では \(a\) のみですが、三斜晶では \(a, b, c, \alpha, \beta, \gamma\) の 6 個)。
  • 反射が直線的に従属(同じ方向に偏る)していると、特定の格子定数が決定できません。異なる方位の反射を含めてください。

対処

回折ピークのフィッティング を参照し、フィッティング対象に十分な数の独立した反射を含めてください。

それでも解決しない場合

上記で解決しない問題や、再現性のある不具合・要望は、GitHub の Issue トラッカーへご報告ください。可能であれば、発生手順・使用したファイル・スクリーンショットを添えていただけると助かります。