マクロ¶
IPAnalyzer は、Python ライクなスクリプトで一連の操作を自動化するマクロ機能を備えています。複数ファイルの一括一次元化や、フォーマット変換、方位角分割解析など、繰り返しの多い作業を自動化できます。
エディタの開き方¶
メインウィンドウの Macro メニュー → Editor からマクロエディタを開きます。エディタでコードを編集し、実行・ステップ実行ができます。
言語仕様¶
for/if/while/def/classなどの制御構文と算術演算が使えます。mathモジュールは事前に import 済みで、import文なしにmath.piやmath.sin(...)を直接使えます。print()は使えません。値の確認はステップ実行(Step by step)で行い、デバッグパネルで変数の変化を観察します。- 各 IPAnalyzer の操作は、
IPAルートオブジェクト配下の名前空間(IPA.Fileなど)から呼び出します。
IPA 名前空間¶
| 名前空間 | 役割 |
|---|---|
IPA.File |
画像・パラメータ・マスクファイルの読み書き、ファイル選択ダイアログ |
IPA.Wave |
入射線源・波長の設定 |
IPA.Detector |
中心位置・カメラ長・画素サイズ・傾きなど検出器幾何の設定 |
IPA.Image |
表示スケール・コントラスト・表示範囲の制御 |
IPA.Mask |
スポット・領域のマスク操作 |
IPA.Profile |
一次元化(Get Profile)の実行と保存・送信の設定 |
IPA.IntegralProperty |
同心円/偏角積算の範囲・ステップ・単位の設定 |
IPA.Sequential |
マルチフレーム画像のフレーム選択・平均・対象指定 |
IPA.PDI |
PDIndexer 側マクロの呼び出し(クリップボード連携) |
各メンバーの一覧は組み込み関数を、具体的なスクリプト例は使用例を参照してください。
エディタ内ヘルプが最新の正本です
各関数・プロパティの説明はマクロエディタ内のヘルプに表示され、これがバージョンに追従した最新の正本です。本ページの一覧と食い違う場合はエディタ内ヘルプを優先してください。
サンプルマクロ¶
エディタの保存済みマクロが空の場合、基本ループ・数学関数・幾何設定・一括処理・方位角分割・マスク・PDIndexer 送信などのサンプルマクロが自動的に挿入されます。これらを出発点に書き換えていくのが簡単です。
自動実行との連携¶
ユーザーが書いたマクロは名前を付けて保存でき、Auto Procedure の「読み込み後に実行」からも呼び出せます。実験中に届く画像へ自動でマクロを適用する、といった使い方ができます。
