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メインウィンドウ

ReciProを起動すると、メインウィンドウが表示されます。このウィンドウで計算対象の結晶を選択し、回転させ、各種機能を呼び出します。

メインウィンドウ

ウィンドウは以下の領域で構成されています:

領域 位置 説明
メニューバー 最上部 ファイル操作、オプション、ヘルプ
回転コントロール 左部 結晶方位の表示・設定
結晶リスト 中央上部 結晶の選択・管理
結晶情報 中央下部 格子定数・対称性・原子位置の編集
機能 右部 シミュレーション・解析ウィンドウの起動

ファンクションパネル

ウィンドウ右側の縦並びボタンから、各解析・シミュレーションウィンドウを起動します(下表 ファンクション を参照)。

ファンクションパネル


ファイルメニュー

ファイル

メニュー項目 説明
結晶リストを読み込み(現在のリストを消去) 結晶リストファイル(*.xml)を読み込み、現在のリストを置換
結晶リストを読み込み(現在のリストに追加) 結晶リストを読み込み、現在のリストに追加
結晶リストを初期状態に戻す 起動時の結晶リストを再読込
結晶リストを保存 現在の結晶リストを保存
選択結晶をCIF形式で書き出し 選択中の結晶をCIFフォーマットで保存
現在のリストを消去 すべての結晶をリストから削除
閉じる アプリケーションを終了

オプション

メニュー項目 説明
ツールチップを表示 ツールチップの表示/非表示を切り替え
Use Miller-Bravais (hkil) index 三方晶・六方晶系で面指数をプログラム全体で4指数 \((hkil)\) 表記にする
レジストリを初期化 (要再起動) 次回起動時にウィンドウサイズ・波長・カメラ長等の設定をリセット
Crystallography.Native.dll を無効化 (要再起動) ネイティブ(C++)ライブラリの読込に失敗する場合にマネージドコードで代替
OpenGLによる全てのレンダリングを無効化 (要再起動) 古いGPU/リモートデスクトップ環境向け
OpenGLによるテキストレンダリングを無効化 (要再起動) 一部GPUでの文字描画不具合への対処
MKL ライブラリを使用 数値計算にIntel MKLを使用
ダークモード ライト/ダークのカラーテーマを切り替え
Powder diffraction function (under development) 多結晶(粉末)回折ウィンドウを有効化
Capture GUI Components… GUIスクリーンショットを保存する開発者向けツール

ヘルプ

メニュー項目 説明
アップデート 新バージョンの確認・インストール
ヒント 使い方のヒントを表示
バージョン履歴 バージョン履歴を表示
ライセンス MITライセンスを表示
Github ページ GitHubリポジトリを開く
バグ・要望報告 GitHub Issuesを開く
使い方 (WEB) / 使い方 (Wiki) オンラインヘルプ(Webサイト/本Wiki)を開く

言語の切り替えは別の Language メニューで行います(英語/日本語、要再起動)。

Language

マクロ


回転情報

回転情報パネル

選択中の結晶の回転状態を表示・設定します。

現在の結晶方位

現在の結晶方位

結晶の回転状態がグラフィカルに表示されます。マウスドラッグで回転できます。

結晶軸の色: - : a軸 - : b軸 - : c

方向リセット

結晶方位を初期状態にリセットします。初期状態とは、c軸がスクリーンに垂直、b軸が画面上方向を向く状態です。

晶帯軸

スクリーンに垂直な方向に最も近い晶帯軸指数を表示します。検索範囲(例:u + v + w < 30)を指定できます。

オイラー角

Z–X–Z系のオイラー角で結晶方位を設定します: - Ψ: Z軸回転 - θ: X軸回転 - Φ: Z軸回転

回転はΨ → θ → Φの順に適用されます。詳しくは 回転ジオメトリ および 座標系 を参照。

回転

回転

矢印方向に角度ステップ分だけ回転します。アニメーションをチェックすると連続回転します。

軸/面投影

軸/面投影

指定した晶帯軸や結晶面の方向に結晶方位を設定します。

  • 固定: チェックすると、指定した軸・面が空間的に固定された状態で回転します。
  • 軸方向: 指定した晶帯軸 [uvw] をスクリーン垂直方向に設定します。面方向も設定されていれば、その方向が画面上向きになります。
  • 面方向: 指定した結晶面 (hkl) の法線をスクリーン垂直方向に設定します。軸方向も設定されていれば、その方向が画面上向きになります。

結晶リスト

結晶リスト

読み込まれた結晶を表示(初期状態で約80結晶)。結晶を選択すると 結晶情報 に詳細が表示され、計算対象に設定されます。

結晶編集ボタン

ボタン 動作
上へ / 下へ 選択した結晶の順番を移動
複製 選択中の結晶を複製
削除 / 全削除 選択した結晶またはすべての結晶を削除
リストへ追加 / 選択結晶と入れ替え 現在の結晶をリスト末尾に追加、または選択中の結晶と置換

結晶情報

結晶情報

格子定数・対称性・原子位置を設定・表示します。CIFファイルやAMCファイルをこの領域にドラッグ&ドロップして結晶を読み込むこともできます。

重要: 変更を加えた場合は必ずリストへ追加または選択結晶と入れ替えボタンを押してください。押さないと、別の結晶を選択した際に変更内容が失われます。

結晶コントロール

格子/対称性 タブ

格子/対称性

原子情報 タブ

原子情報

引用文献 タブ

引用文献

状態方程式 タブ

状態方程式

弾性定数 タブ

弾性定数


ファンクション

ボタン 説明 詳細
結晶データベース 内蔵/オンラインデータベースからの結晶検索・取込 結晶データベース
対称性詳細 空間群の対称性情報・ITC Vol.A 様式の対称ダイアグラム 対称性情報
散乱因子 結晶面のリストアップ・構造因子の計算 散乱因子
ゴニオメーター 回転行列の3D表示・オイラー角変換 回転ジオメトリ
結晶構造 OpenGLによる結晶構造の3D描画 結晶構造ビューア
ステレオネット ステレオネット投影 ステレオネット
回折シミュレータ 電子線・X線の単結晶回折シミュレーション 回折シミュレータ
電子飛程シミュレータ モンテカルロ法による電子飛程(電子軌道)シミュレーション 電子飛程
HRTEM/STEMシミュレータ 高分解能TEM/STEM像シミュレーション HRTEM/STEMシミュレータ
スポットID v1 制限視野回折パターンの指数付け(旧「TEM ID」) Spot ID v1
スポットID v2 回折スポットの検出・指数付け Spot ID v2
EBSDシミュレータ EBSDパターンシミュレーション EBSDシミュレーション
粉末回折 多結晶(粉末)回折。オプション ▸ Powder diffraction function で有効化

ミラー・ブラベー指数オプション ▸ Use Miller-Bravais (hkil) index を有効にすると、三方晶・六方晶系で面指数がプログラム全体で4指数 hkil 表記になります。

結晶リストを右クリックするとコンテキストメニュー(名前の変更CIF形式で書き出し複製削除)が表示されます。